衝撃的な題名に興味をそそられ、読み終えたところで、この著者の講演会が新しい水戸市民会館であるという案内が偶然にも届き、行ってきました。
国民の命を守ることが国防ならば、食の安全保障こそ真の安全保障ではないかと思いました。
鈴木先生の話は、ときには真面目な顔で冗談もまじえてのあっという間の講演会でした。
本で読んでいたのだが、生で聴くともっと驚きを隠せませんでした。
食糧問題が、国の存亡に関わってくるなど、想像すらしてきませんでした。
異常気象が普通になりつつある現在、また、いつ有事が起きるかわからない現在、世界的な食糧危機が発生してもおかしくはないと感じました。
種や肥料などを輸入に頼っている日本では、真の食糧自給率は10%をわりえることも十分に考えられました。そのため、世界で最初に飢餓に見舞われるのは日本と題されるのも、しごく当然であると思いました。
飢餓になってから食糧増産しても間に合わない。平時の今から、有事に備え、食糧増産をすすめていかなければならないと感じました。
石破新総理とも著者は、この件について話してきたという。
ぜひ、食の安全保障にも努めてもらいたいものである。